銀マットはキャンプに行く時の必須アイテムですよね。
銀マットも素材によって使用感が違うのでどんな使い方が向いているのも変わってきます。
マットレスとして使う場合はウレタン製の銀マットが毛布のように体に巻いて使う場合はオールウェザーブランケットが向いています。
架橋プラスチックでできたサーマレストの銀マットはウレタンマットより更に寝心地がいいです。
今回は、
- 銀マット&ウレタンマットを素材別比較調査!
- オールウェザーブランケット銀マットを素材別比較調査!
- サーマレスト&銀マットの使い心地は?素材別比較調査!
この3つの項目に分けてお話ししていきます。
合わせておすすめの使用シーンもご紹介できればと思っていますので銀マットを選ぶ時の参考にしていただければ幸いです。
銀マット&ウレタンマットを素材別比較調査!おすすめシーンは?
クッション性に優れたウレタン製のマットにアルミ加工をされた銀マットはキャンプでの心地よい眠りのために欠かせないアイテムです。
2000円くらいで買えるお手頃な商品もホームセンターで売っているのでキャンプをこれから始めたい!という初心者さんに向いていると思います。
ウレタンの特徴とおすすめの使用シーンにつてもう少し詳しくお話していきます。
ウレタン
ウレタンは凹凸に合わせて沈んでくれる弾力性のある素材です。
ソファーやベッドのマットレス、ヨガマットによく使われています。
有名な所で言えばテンピュールの枕やマットレスがありますがその使用感を思い浮かべていただければと思います。
ウレタンフォームと一口で言っても、使われる原料によってかたさが変わってきます。
柔らかめの低反発なものは『低反発ウレタン』、かための高反発なウレタンは『高ウレタン』と呼ばれています。
銀マットに使われているウレタンフォームは、地面のでこぼこに対応して、15〜20mmの薄さでも心地よく使えるように『高ウレタン』素材で作られています。
『高ウレタン』の中でも少しずつかたさに違いがありますので、実際に触ってみて確かめてみるのが一番いいと思います。
おすすめの使用シーン
ウレタン製の銀マットは、クッション性が高いのでキャンプでテント泊をする時のマットレスとして活躍してくれます。
真冬はさすがに厳しいですが、過ごしやすい時期なら銀マットだけでも快適に眠れます。
私もいろんなウレタンフォームの銀マットを調べてみましたが、高反発になればなるほど値段が上がっていく印象があります。
価格は出来るだけ抑えたい所ですが大人は重さがあるので、快適さを求めるならより高反発な商品の方がおすすめです。
子供は体重が軽いので、そこまで気にしなくても大丈夫だと思います。
オールウェザーブランケット銀マットを素材別比較!おすすめシーンは?
宇宙開発で有名なNASAが開発したオールウェザーブランケットは防水性、保温性、耐久性、防風性に優れた三種類の素材で作られたレジャーシートのような銀マットです。
今回紹介する他の二種類の銀マットに比べてクッション性、保温性は劣りますが薄くて持ち運びがしやすいので、テントの下地(グランドマット)としてひいたり、レジャーシートのように使うのがおすすめです。
オールウェザーブランケットに使われている三種類の素材とおすすめシーンについてもう少し詳しくお話ししていきます。
オールウェザーブランケットの3種類の素材
オールウェザーブランケットは三種類の素材のシートが四枚重なっています。
一番外側に来る一層目と四層目は同じ素材で、防水性の高いプラスチックフィルムが使用されています。
二層目は保温性の高いアルミニウムフィルムが、三層目は耐久性の高いポリエチレンフィルムがそれぞれ使用されています。
パッとみた感じは、ただのブルーシートのように見えますが耐久性、防水性、保温性が高いです。
おすすめの使用シーン
オールウェザーシートは薄くて軽く、持ち運びがしやすいので色々な使い方ができます。
一番活躍してくれるシーンはキャンプで、あのボーイスカウトの標準装備としても選ばれています。
防水性、保温性が高いのでキャンプの時はテントの下地として敷いて使うと体感温度がだいぶ違ってきます。
突然雨が降ってきた時には、ターフのように使うと雨よけにも使えます。
夜に気温が下がってきて体が冷えそうな時には体温が逃げないように体に巻いてブランケットとして使うこともできます。
ピクニックの時にレジャーシート代わりにも使ってもOK!
また、災害グッズとして備えておくと、寒い時期の避難生活にも役立ってくれますよ。
緊急時に車中泊をしなくてはいけなくなった時にも毛布代わりとして便利に使えます。
A4サイズの小ささに折り畳めて非常にコンパクトにまとまってくれるので避難用バッグに一つ入れておくのもおすすめです。
今回紹介する三種類の銀マットの中で持ち運びやすさと汎用性が一番優れています。
サーマレスト&銀マットの使い心地は?素材別比較調査!おすすめのシーンは?
抜群の寝心地と保温性が高いサーマレストのマットはキャンプや登山の時に活躍してくれます。
アルミ加工された物はZライトソルとリレッジレストリーライトの二種類販売されていますが使われている素材はどちらも同じ架橋ポリエチレンです。
ウレタンマットよりもクッション性が高く、保温性も高いのでキャンパーや登山家に人気があります。
架橋ポリエチレンの特徴とおすすめの使用シーンについてもう少し詳しくお話ししていきます。
架橋ポリエチレン
架橋ポリエチレンはポリエチレンを網目状になるようにつなげて作られたものです。
ポリエチレンそのものの柔らかさ、軽さに加えて網目状にする事で更に耐久性が高められています。
電気コードやガスの配管によく使われていて熱や日光、衝撃による劣化がしにくい素材です。
サーマレストの銀マットはこの架橋ポリエチレンを凹凸な形状にしてクッション性が増すように作られています。
おすすめの使用シーン
サーマレストの銀マットがおすすめのシーンはキャンプと登山です。
特に蛇腹式にたためるZライトソルはサッと広げられてすぐに片づけられるので山登りの途中に休憩する時にとても便利です。
山の地面は岩肌が露出しているところも多いですが、サーマレストの銀マットがあればお尻が痛くなることもありません。
有名な登山家さんが愛用している事もあってかなり人気があって登山にいけば登山用の大きなリュックに折り畳んだサーマレストをつけている人をよく見かけます。
登山をする時はなるべく荷物の重量を軽くしたい所なのでコンパクトに収まって、軽量なサーマレストは登山にピッタリなアイテムですね。
クッション性や保温性もウレタン製のマットより良いのでキャンプでテント泊をする時に使うのもおすすめです。
ウレタン製マットに比べて少し値がはりますがその分快適に眠れることは間違いないですよ!
まとめ
素材別に三種類の銀マットについてお話しさせていただきました。
ご自分に合ったものが見つけられそうですか?
少し長くなったので簡単にまとめさせていただきます。
- ウレタン素材の銀マットはクッション性、保温性が高く、キャンプでテント泊をする時に使うと快適な睡眠をとることができます。
- ウレタンも原料によってかたさが変わってくるので、体重が重い大人はより高反発なマットがおすすめです。
- オールウェザーブランケットは防水性、耐熱性、耐久性、防風性に優れた三種類の素材でできています。
- キャンプではテントの下地として、車中泊では毛布がわりにピクニックではレジャーシートとしていろんなシーンで活躍してくれますよ。
- サーマレストの銀マットはウレタン製の物より耐久性、保温性が高いので登山途中の休憩の時や、キャンプでより良い快適に眠りたい時におすすめです。
銀マットも使われている素材によってそれぞれ特徴があります。
キャンプをこれから始める人はとりあえずウレタンフォームの銀マットは持っていた方がいいと思います。
登山もするし、キャンプもするという人はサーマレストの銀マットの方がおすすめです。
オールウェザーブランケットはいろんな使い方ができるのでアウトドアが好きな人は一枚持っておくと便利だとおもいます。
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