柔軟剤、使っているけど乾くと匂わない!というあなた、使い方を間違っていませんか?
柔軟剤の匂いを持続させるには、大きく4つのポイントがあります。
- 柔軟剤の量
- 柔軟剤を入れるタイミング
- 柔軟剤シートなどを使う
- 乾かし方
柔軟剤を入れるタイミングや洗濯物の乾かし方はとても重要です。
どちらもやり方を間違えると、匂いが消えてしまったり飛んでしまったりしてしまうのです。
この機会に正しい使い方を知って、あなたの好きな匂いをもっと楽しみませんか。
今回は柔軟剤を入れるタイミングや洗濯物の乾かし方のポイントを押さえつつ、正しい洗濯のやり方もご紹介します。
洗濯機で洗うと柔軟剤が流れてしまう?
この状況が続いているようであれば、いくつか確認ポイントがあります。
1.柔軟剤の量は守っている?
柔軟剤は、「これ以下」や「ここまで」と指定された位置を超えると、すすぎの前に流れ出てしまいます。
入れる時は、規定の量を守ってくださいね。
2.投入口のキャップの位置は正しい?
キャップが正常に取り付けられていないと、洗濯機は正しい柔軟剤の量を測れません。
一度取り外して、もう一度しっかりと取り付け直してください。
3.投入口やキャップはきれい?
洗濯機の給水は、サイホン現象によって行われています。
柔軟剤の投入口やキャップが汚れていると、この現象が正しく行われません。
そのため、柔軟剤が流れ出てしまうことがあるそうです。
汚れている場合は、キャップを取り外して水洗いをしてください。
4.洗濯機は水平に置かれている?
洗濯機は水平に置かれていないと、傾いてしまいます。
この状態ではサイホン現象が正しく行われなくなるそうです。
そのため、柔軟剤が流れ出てしまうとか。
今一度、洗濯機が水平に置かれているかをチェックしてみてください。
このポイントの中で一番起こりやすい原因は、柔軟剤の入れすぎではないでしょうか。
「たくさん入れれば、もっといい匂いがしてくるかも!」と思いがちですが、これでは逆効果になってしまいます。
柔軟剤を入れすぎると、効果が発揮されないばかりか吸水性が悪くなったりシミになったりします。
時には洗濯途中で流れ出てしまうことも。
柔軟剤の量は必ず規定量を守りましょう。
「これ以下」の位置を超えた量は、入れすぎです。
ケースを勢いよく閉めたりすると、柔軟剤が流れ出てしまう原因にもなるそうです。
意外とやりがちなことは、洗濯ネットに洗い物をたくさん詰め込みすぎること。
これも原因の一つになるそうですよ。
入れすぎれば汚れも落ちにくくなりますし、匂いも行き渡らなくなってしまいます。
ネットは洗濯物の大きさに合わせて、1着ずつ使うことがおすすめです。
洗濯機に柔軟剤を入れるタイミングは?
自動式の場合、洗濯前に洗剤と柔軟剤をそれぞれの投入口に入れます。
最後のすすぎの時に、自動的に入ります。
洗剤と柔軟剤の投入口を間違えないように注意!
すすぎ時間の設定ができる洗濯機をお持ちですか?
あれば、回数や時間を少なく設定してみましょう。
洗濯機によっては、洗濯物が偏りすぎていたりすると自動的にすすぎを繰り返す機能を持っているものがあるそうです。
ネットに多く詰め込みすぎないよう、気をつけて!
大きなものを洗った時も重さで偏りがちになるので、注意しましょう。
二層式の場合、柔軟剤を入れるタイミングはとても重要です。
洗剤と柔軟剤が混じってしまうと、お互いの効果を消してしまうからです。
洗剤と柔軟剤を一緒に入れないよう、気をつけてください。
二層式の洗濯機に柔軟剤を入れるタイミングは、最後のすすぎの時で、手動で入れます。
洗剤が残っていると柔軟剤の効果がなくなってしまいます。
すすぎの水がきれいになっているか確認してくださいね。
ではここで、二層式洗濯機での正しいやり方を解説します。
- 洗濯物と洗剤をそれぞれ入れます。
- 2回目のすすぎの注水が始まったら一時停止
- 手動で柔軟剤を入れる
- すすぎ、脱水
- 自然乾燥
途中でドアを開けられるドラム式であれば、3のところで水がこぼれないようにゆっくり手もみ洗いをしてください。
この手間をかけることで、柔軟剤が洗濯物に行き渡ります。
あとは5分から10分程度、つけ置きしておきましょう。
柔軟剤は乾くと匂わないってホント?!
洗濯した直後は匂うけど、しまったあとは残り香がない、乾く頃には匂いが消えていた、ということはありませんか。
基本的に、乾燥機を使うと匂わなくなるようです。
洗濯物に含まれている水分と柔軟剤は、乾燥機の熱風で吹き飛ばされてしまいます。
匂いがしなくなるのはこのためです。
できれば、自然乾燥がおすすめ、とのことです。
香り成分というのは、とても繊細なのだそうです。
天気が良いからといって長時間直射日光を当ててしまうと、匂いは飛んでしまいます。
天気が良くてもおすすめは部屋干し。
「でも部屋干しすると、あの生乾きのイヤな臭いが・・・」この問題を解決するには、
- 消臭効果がある柔軟剤を使う
- 天気がよく、風通しのよい日に陰干し
- 乾いたらすぐに取り込む
これで良い匂いや効果を持続できるとのことです。
乾燥機でも匂いを持続させることはできるそうです。
「柔軟剤シート」ご存知ですか。
これはシワや静電気を防いでくれるシート状の柔軟剤です。
洗濯物をふわっとさせてくれて、匂いも残ります。
柔軟剤シートはダウニーなどからも出ていますので、お好みの香りを選んで使ってみるのもおすすめです。
それでも匂いがあまりしない!という時には「洗濯ビーズ」はいかがでしょう。
洗剤や柔軟剤の効果は無く、香り付けのために作られているので、柔軟剤よりは香りが強めになっているようです。
ドラム式にも使えます。
洗濯ビーズは、直接洗濯槽に入れます。
投入口には入れられません。
使う前は、使用上の注意をよく読んでから使ってくださいね。
使い方としては柔軟剤と同じ香りのものでもいいし、違う香りとの組み合わせを楽しむこともできるようですよ。
そのほかに、「ジェルボール」というものもあります。
これは香り付きの柔軟剤成分が、含まれています。
乾いた後も匂いが残る、ということだそうです。
まとめ
いかがでしたか。
柔軟剤の使い方は同じでしたか。
では、ここで全ポイントをまとめましょう!
柔軟剤の効果を得るためには、
- 洗濯物の量
- 洗剤と混ぜない
- 洗剤と柔軟剤の量を守る
- すすぎの回数
- 脱水のしすぎ注意
- 自然乾燥
の6つのポイントを押さえましょう。
柔軟剤の匂いが弱くなってしまうありがちな理由としては、1回の洗濯物の量が多すぎるということ。
洗濯物が多いと、柔軟剤は全部の洗濯物に行き渡りづらくなりますよね。
ドラム式の洗濯機でダウニーの柔軟剤を使っています。
乾燥機も使っています。
確かに、あまり匂いがしません。
匂いがきついと鼻がおかしくなってしまうので、匂いのことはあまり気にしていませんでした。
とは言え、もう少し匂いがあってほしいと思うこともあるので、シート状の柔軟剤を試してみようかと。
洗濯物のふんわり仕上げといい匂いが、「洗濯した!」という達成感を味わえる気がします。
洗濯に対する低空飛行のモチベーションも、上がるかもしれません。
そのためにも、正しい量と使い方を知っておくことは重要ですね。
柔軟剤は衣類などの繊維をコーティングしてくれるので、ふわっと仕上がって着心地もいい。
抗菌作用もあるとか。
柔軟剤の使い方、もう一度確認して、好きな匂いを楽しみましょう!
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