生活の中で転勤や一人暮らしから恋人との同棲、結婚、出産と人が増えたり場所が変わったりして家を替えその都度部屋に合わせた家具や家電を購入したり、配置を変えたりとすることは多いと思います。
今回はその中で冷蔵庫の配置の話をしたいと思います。
冷蔵庫の配置ですが、家事動線やコンセントの位置、扉の開き方、置くスペース等の理由で決める方が多いと思います。
男はコンセントの位置や電線のことを考えて配置を決めると言いますが女は作業効率を求めて無駄なく作業することを優先します。
その結果、いざ置いてみるとキッチンから見たら作業効率の良いキッチンに見えますが、少し引いて見ると、、、
リビングから冷蔵庫が丸見えじゃないか!!!という結果になることも多いそうです。
調べて見ると、最近ではあえてリビングに置いている家庭も多いそうです。
では実際キッチン内に置くのと、リビングに置くの対策や注意点、使い勝手の違い等を話ししたいと思います。
あえてリビングから見える位置に置いた時の対策
キッチンの広さや冷蔵庫の大きさが故に仕方なくリビングに置くという結果になった方も多いと思います。
実際我が家もそうです。
置き場所も無かったし、どうしてもキッチン内に置きたいのなら冷蔵庫の大きさを変えるしかありませんでした。
しかしそんな簡単に買い替えれる金額のものでもありません。
ではどの様に対策したら良いでしょうか。
リビングに置いた際の一番の問題点として多いのが「生活感がもろに出ている」ということらしいです。
キッチン内に上手く隠して死角に入れれば生活感が無くすっきりとした印象ですが、リビングに冷蔵庫1つあるだけで、生活感が出てしまうそうです。
ならば、上手く生活感が出ない様に隠してしまえばいいんです。
でも実際どの様にすれば良いのか何点か紹介したいと思います。
マグネットを使う
冷蔵庫にはマグネットが引っ付くと思います。
そこに色々な物を貼って生活感を無くすという方法です。
冷蔵庫におすすめのマグネットは、スパイスケースです。
最近流行っているスパイスケースは100均一ショップでも販売されており、文字通りスパイスを入れてもいいですし、蓋の部分をオシャレに写真やイラストを貼って、冷蔵庫の扉に貼るとリビングから見てもオシャレな冷蔵庫に見えます。
また自分の好みのマグネットを貼ることでオシャレになります。
例えば、観光地のマグネットや自分の好きなアイドルの写真など自分で作成して貼ることで、自慢にもなりますし、何より自分の好きな物なので、見てるだけでも楽しくなると思います。
でもせっかくキッチンで使うものだから、キッチンでの作業の効率を上げるものや使うものを貼ってみたいと思うかもしれません。
しかしただ単純に貼ってしまうと余計生活感丸出しになってしまいます。
そんな時はクラフト紙を袋にしてその中に入れることで周りからも見えなくなり、クラフト紙で統一することでオシャレに見えると思います。
板やすのこを使う
板やすのこを冷蔵後の側面に貼ることも出来ます。
今はDIYが流行っていますので、100均一店でもすのこやまな板が売っていますので、安くで済むと思います。
また上記に書いた方法ではマグネットのものしか貼ることが出来ませんが、この方法では画鋲や押しピンも貼れるので活用方法は広がると思います。
布で覆う
大胆な方法としては、布で覆う方法もあります。
これなら上記の方法で挙げたスパイスケースやマグネットで貼ったものを完全に目隠し出来ます。
しかし壁紙にあった布を選ばなければリビングで反対に目立ってしまう可能性もあります。
また開閉も面倒になります。
良し悪しがあるということですね。
あえて冷蔵庫をリビングに置いた時の注意点
ではあえてリビングに置いた際の注意点もお話ししたいと思います。
なによりもリビングから開閉が丸見えというのが大きな欠点と言えます。
リビングから丸見えなわけですから、来客が来た際に開閉すると中身が見えてしまいます。
主婦にとっては見られたくない部分だと思いますので、開閉の際は注意して開閉する必要があるかもしれません。
また先ほども書きましたが、やはりリビングにあることで、圧迫感や生活感が丸出しという欠点もあります。
いくらマグネットやおしゃれに飾っても、やはりあの大きさの物がリビングにあればまずリビングを見て最初に目が行くと思います。
生活感があって悪いというわけではありませんが、くつろげるスペースにあるのとないのとでは与える印象や居心地ももしかしたら変わるかもしれません。
また与える印象もそうですが、やはり使い勝手が悪いという欠点も忘れてはなりません。
キッチン内に無いので、使用する際にわざわざリビングまで取りにいかなければならないという不便さが一番だと思います。
主婦は効率よく時短で家事をするプロフェッショナルですから物を取りに行くという無駄な時間も削りたいはずです。
そうなるとやはりリビングではなくキッチン内に置くのが一番ベストと言えるでしょう。
ではどのように配置を決めればよいのか次にお話ししたいと思います。
冷蔵庫の配置について
キッチンの冷蔵庫の配置によって、コンロやシンク・食器棚を活用する料理のしやすさが変わってきます。
注文住宅を作る時にも、冷蔵庫のコンセントを配置する場所をどこにするかによって、キッチンの使いやすさが大きく変わります。
冷蔵庫の配置の仕方は自由度が高いですが、便利さやレイアウトのおしゃれさ、そして排熱面を考えると、自分の家に適した配置が決まってきます。
放熱スペースを確保して配置することも大切です。
では冷蔵庫の配置のコツ・配置時に気を付けるポイントについて徹底解説します。
冷蔵庫をどこに配置しようか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
配置を考える際に注意するべきポイントは、全部で4つです。
- 冷蔵庫とシンクの位置関係
- 調理時のキッチンの移動順序
- 冷蔵庫の配置とキッチンに立つ人数
- 冷蔵庫ドアの開き方
冷蔵庫とシンクの位置関係
まずは冷蔵庫とシンクの位置関係に注意します。
食品を取り出す・目的の場所まで移動させる作業をよりスムーズに行うために大切なポイントです。
冷蔵庫からシンクとその隣の調理台までのスパンが長いと、冷蔵庫から出した物を移動させる距離が長くなり、調理しづらくなります。
具体的には、冷蔵庫とシンクの間の距離は1.2mから2.1mほどを目安にして冷蔵庫を配置するのがよいとされているそうです。
調理時のキッチンの移動順序
次に調理時のキッチンの移動順序を考慮して無駄のない配置にすることも大切です。
具体的に料理をした時の作業の流れをイメージし、
- 冷蔵庫→調理台→(時にレンジで下処理)→コンロ→食器棚→配膳
- 冷蔵庫→レンジ→配膳
といった料理の流れが妨げられない配置にする必要があります。
右利きの場合、「冷蔵庫→シンク→調理台→レンジ」の順番で右回りになるよう配置することがおすすめです。
パントリースペースに冷蔵庫を配置すれば、目隠し収納ができます。
冷蔵庫の配置とキッチンに立つ人数
次に冷蔵庫の配置ではキッチンに立つ人数を考慮して、通路の幅を調整する必要もあります。
調理をする人が1人の場合でも、料理中に冷蔵庫のドアを開けるとその分幅が狭くなるので、通路幅には余裕を持たせることがおすすめです。
具体的には、通路幅は一人暮らしの場合には0.9m、2人分の場合には1.2mほどを目安にします。
冷蔵庫ドアの開き方
最後に冷蔵庫ドアの開き方からどのくらいのスペースが配置に必要なのか把握することも大切です。
400L台なら片開き、500L以上なら観音開きと容量によってドアの形状は変わります。
観音開きの場合左右のスペースに余裕がないと両方のドアを開け閉めしづらいため注意する必要があります。
家族人数に合わせて適した冷蔵庫の大きさも変わるので、今後設置する冷蔵庫のドアの開き方を考え、奥行きや両側の配置を考慮することも大切です。
冷蔵庫の周辺に吊り棚・カップボード&壁を配置したい時には、さらにスペースに余裕を持たせる必要があります。
まとめ
以上の様に、もし注文住宅等で家を考える際には是非参考にしてみてください。
それが難しくリビングに置く際にも注意点や一工夫して使い勝手の良いキッチン・冷蔵庫配置を考えてみてください。
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