豆苗は、スーパーで買える野菜です。
栄養もあって、ビタミンや女性には嬉しい葉酸も豊富ですよ。
豆苗は、食べた後もう1度育てて食べることができるのです。
でも、本当に家庭で簡単に育てられるのか疑問に思いますよね。
大丈夫です!育て方は難しくないのですぐに始められます。
容器は、牛乳パックでも100均のプラスチック容器でもOKです。
この記事では、豆苗を身近なものを使った育て方や、注意点、カビの生えない育て方をご紹介しています。
豆苗の育て方は牛乳パックを使用するといいって本当!?
豆苗は、リボーンベジタブル(再生野菜)とも言われています。
食べた後に、もう1度食べられるのは嬉しいですよね。
お財布に優しく、まさに主婦の味方です。
豆苗の育て方は、本当に簡単です。
豆苗を育てる際の容器は、豆苗が入るサイズで、水をいれても大丈夫ならOKです。
牛乳パックや100均のプラスチック容器を使用している人が多いですね。
特に牛乳パックは、冷蔵庫に常備されている家庭が多いですよね。
飲み終わった牛乳パックをよく洗って乾かせば、豆苗を育てる容器になります。
豆苗自体も安く、育てる容器も安く済むので助かりますね。
注意点を守っていれば、あとは勝手にぐんぐん成長してくれますよ。
豆苗を育てる注意点
豆苗を家庭で育てる際の注意点は以下の通りです。
- 豆苗の根本から短く切りすぎない
- 水は、豆が浸らないようにする
- 水は1日1回必ず取り替える
- 日当たりの良い窓辺に置いて、なるべく直射日光は避ける
スーパーで買ってきた豆苗をカットする際に、根本から短く切りすぎると豆苗が上手く育ちません。
わき芽と言われる小さい芽を2つ以上残してカットするようにしましょう。
このわき芽があるのとないのとでは、豆苗の成長速度に違いが出てきます。
あとで説明しますが、豆苗はカビも生えやすいので、なるべく早く成長させるのが理想です。
次に水についてです。
豆苗は水に浸して成長させます。
その時に、豆苗の豆がある所まで水を入れてはダメです。
豆苗が入っている容器の水は、1日1回は必ず取り替えてください。
水の継ぎ足しはNGです!
夏場や気温が高い時期は、1日2回くらいの頻度で交換しましょう。
豆苗を育てる際の、室内温度は15~25度が適温です。
また、豆苗は光を好むので日当たりの良い窓辺に置いて育てましょう。
豆苗は、太陽の光に向かって成長します。
一斉に同じ向きで成長する姿は、微笑ましいですよ。
豆苗を育てる容器は牛乳パックがいい!?
豆苗を育てる容器は、豆苗が入るサイズで、水を入れて大丈夫なら何でもOKです。
牛乳パックは冷蔵庫に常備している家庭が多いと思いますので、わざわざ新しい容器を買わなくてもいいのが嬉しいですね。
容器が清潔でないと、豆苗にカビが生える原因になるので、牛乳パックはもちろん、他の容器でも栽培を始める前にきちんと洗ってから使用してください。
せっかく栽培を始めたのに、途中でカビが生えてしまったら捨てるしかありません。
毎日成長を見守っていた豆苗を捨てる悲しい結末にならにようにしたいですね。
豆苗を育て続けるとどうなる?
豆苗は、実はエンドウ豆の新芽であると知っていましたか?
私も最初知った時は、衝撃でした。
豆苗は豆苗だと思っていたので、ビックリです。
この豆苗を育て続けると、エンドウ豆が収穫できるようになります。
これまた、衝撃ですよね。
スーパーで買った豆苗から、エンドウ豆ができるのです。
豆苗としても、エンドウ豆としても栽培できるなんてすごい野菜です。
豆苗を栽培する方法は、主に2つあります。
1つは、上の記事でも書いた水耕栽培です。
水耕栽培は、水をはった容器に豆苗を入れて栽培させます。
日当たりの良い窓辺に置いておけば、ぐんぐん成長しますよ。
ある程度成長したら、根本の部分は残してカットします。
根本の部分は、また水に浸しておけば成長を始めます。
この方法なら何度でも豆苗が食べられると思いますよね。
残念ながら、豆苗の家庭栽培は2回くらいが理想とされています。
豆苗はカビが生えやすくもあるので、衛生面から見ても2回がいいようです。
中にはもっと多くの回数を育てた方もいるようです。
ですが、回数を増やすと徐々に豆苗の色味が落ちたり育たなくなってきます。
カビが生えてきたら、即処分してくださいね。
2つ目は、土を使って栽培する方法です。
畑やスペースがあれば直接土の中に入れればOKです。
広いスペースや畑がない場合は、プランターでも大丈夫ですよ。
豆苗の根元をそのまま土の中に入れると密集してしまうので、ざっくり分割して土の中に植えてください。
水は土が乾いてきたら、与える程度で大丈です。
水が少ないと枯れてしまうし、与えすぎると根腐れを起こしてしまいます。
最初はなかなか伸びてきませんが、植え始めてから3週間くらいでぐんぐん伸び始めます。
豆苗が伸びてきたら、ネットや支柱を立ててあげてください。
ネットや支柱がないと、伸びた豆苗が下に向かって成長していきます。
豆苗が成長すると、紫色の可愛い花が咲きます。
ここまでくると、収穫まであと少しです。
この花が咲いてくると、数日後にはエンドウ豆の実がひょっこり顔を出してきますよ。
豆苗やエンドウ豆は、炒め物やスープに入れても美味しいですよね。
栄養も豊富だし、料理レシピもたくさんあります。
注意してほしいのは、「生食は避ける」ということです。
念のため家庭栽培した豆苗やエンドウ豆は、加熱調理してから食べてくださいね。
1つの豆苗で、2回も食べられたり、エンドウ豆も収穫できるたりするなんて、こんなありがたい野菜はそうそうないですよね。
豆苗の育て方でカビが生えてくる?生えないような育て方とは?
豆苗を家庭で栽培する場合、水耕栽培が主流のようですね。
私も家で豆苗を栽培する時は、水耕栽培です。
しかし、この水耕栽培で育てた豆苗にはカビが生えやすくもあります。
根本や豆の部分に白くてフワフワしたものがあれば、カビです。
残念ですが、その豆苗は即処分してくださいね。
洗ったり、取り除いたりすれば食べられると考えてはいけません。
カビの成分が豆苗の成長に合わせて葉っぱにまで行き渡ります。
そのため、決して食べないようにしてください。
カビが生える条件は?
栽培している豆苗にカビが生えてしまう原因はなんだと思いますか?
カビが生える原因は主に2つあります。
- 豆苗が入っている容器の水量
- 水の取り替え
まずは容器の水量です。
水耕栽培の際、容器に豆苗を入れて水で浸します。
この時に、浸した水が豆苗の豆の部分にかぶってはいけません。
豆が水に浸っていると、腐りやすくなり、カビの原因になります。
次に、水の取り替えです。
豆苗の水は毎日取り替えてください。
水を取り替えないでいると、水が濁ったり、ぬめりが出てきたりします。
この汚れた水もカビの発生原因になります。
容器に水を継ぎ足すのはNGです。
毎日取り替えないと、清潔な水にはなりませんからね。
カビが生えない育て方とは
では、一体どう育てたらカビは生えないのでしょうか?
1つは水の量です。
容器の水量も、水の取り替えも注意点を守りましょう。
多すぎても少な過ぎてもいけません。
また、毎日水を取り替えていれば
カビは生えにくいはずです。
次に、豆苗をカットする際は清潔な包丁で切るようにしてください。
清潔でないと、豆苗の切り口から雑菌が入ってしまいカビが生えてくる可能性があります。
スーパーで買ってきた豆苗を冷蔵庫で保存する時も注意が必要です。
豆苗を横向きに入れるのではなく、縦向きで置くようにしてください。
これは、豆苗の葉や茎、根元を傷めないようにするためです。
豆苗は高さがあるので、冷蔵庫にしまう時は横向きにしてしまいがちです。
私も横向きで入れてしまうのですが、縦向きの方が豆苗は傷みません。
豆苗にカビを生えさせないためなので、忘れずに心がけてみましょうね。
まとめ
- 豆苗を育てる際は、切り方に注意する
- 豆苗の水は、豆が浸らないくらいにする
- 水は毎日取り替える
- 日当たりの良い窓辺で育てる
- 豆苗が育つとエンドウ豆が収穫できる
- 豆苗にカビが生える原因は水の量が関係している
豆苗は手軽に買えて、美味しい食材です。
しかも家庭で育てれば、もう1度食べることができます。
容器は水が入るものなら何でも大丈夫です。
育て方も簡単なので、子供と一緒に育ててみるのも楽しいですね。
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